2013年8月1日木曜日

*活動、作業のペースダウンについて

この数ヶ月、体調不良のためさまざまなご案内ができず、大変失礼いたしました。
少し長くなりますが、その報告と、回復のための活動、作業のペースダウンについて、ここにお願い申しあげます。

・経緯
一昨年より、私は、皆さまの震災以降の身体症状を収集と状況理解のための活動を行なって参りました。その間、昨年、11月に一時帰国、また、12月には約一ヶ月に渡り帰国いたしました。11月は成田に数時間、東京と関西に数日づつ、12月は東京に滞在いたしました。そのいずれも、成田、東京に滞在の際は、咳と喉と肺の痛みが止まらず、12月の東京でのひと月滞在については、体力が限界であると感じました。

今年の二月、東京からカナダに移動しましたが、カナダに居る間に喉と胸の痛みは消えたものの、腕に紫斑が現れました。そして、アメリカに戻り、5月10日の夜中に、脳動脈瘤の破裂により病院に緊急搬送されました。搬送中の救急車の中でも、CTスキャンを撮る前までも、医師とやり取りをしていたようですが、CTスキャンから出てくると完全に意識がなく、そのためすぐさま開頭し、破裂した血流を出すための処置がとられ、明け方、少なくともまだ助かる可能性もあるかもしれないと、600キロ離れたセントルイスの病院にヘリで緊急搬送されました。友人たちには、このままでは助からない、と伝えられ、危篤のため日本から家族が呼び寄せられました。

セントルイスの病院で再び開頭し、10時間におよぶもう一つの動脈瘤のクリッピングの手術が行われ、6月半ばに退院することができました。しかし、私は5月10日より、7月半ばまでの記憶がありません。医師からは障害が残るために、退院後一年から二年は施設に入院しリファビリを行うよう、家族や友人には伝えられたようです。

退院後、最低一ヶ月は常に管理、手助けする付き添いをそばにつけることを条件に自宅療養となりましたが、障害は全くないものの、回復途中に四回ほど突然気を失い倒れました。また、7月15日、血圧が上214,下150まで上がったために一日、緊急入院いたしました。現在は、降圧剤を服用していますが、些細な事で血圧が突然上昇します。

このようなことから、再発がないとは言い切れず、これまでの作業について皆さまにはご迷惑をおかけいたしますが、しばらくペースダウンさせていただければと思います。

以上、何卒、よろしくお願い申しあげます。

FRCSR 安友志乃